李下に冠を正さず
李(すもも)、花は春にそして球形の実は6月頃に黄色または赤紫に――。
なんてことは措いて、「李下に冠を正さず」。
すもも(李)の木の下で冠をかぶり直すと、
実を盗んでいるのではないかと誤解を招く恐れがある、
よって誤解を招くような行動はすべきではないといういましめですね。
瓜田に履を納れず、も同様の物言いです。
冠をかぶり直そうと、実を盗んでいないのだから、
とやかく言われることはない、と言いますか。
証拠はあるかと言い募りますか。
さて、またぞろ加計学園疑惑なる騒動。
学園の理事長が首相の無二の親友との報道があります。
真偽は知りません。
で、様々な登場人物たちに「李下に冠を正さず」の意識があるのかどうかが極めて疑問です。
役人も、与野党の議員も。
我が身も心しなければ。何の権力も権限も権益もありはしませんが。
心構えとして。
by tanaby07 | 2017-05-21 17:20 | 独語 | Trackback | Comments(0)